日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウベラーバ」の意味・わかりやすい解説 ウベラーバうべらーばUberaba ブラジル南東部、ミナス・ジェライス州西部の都市。ブラジル高原の標高800メートル、州都ベロ・オリゾンテの西420キロメートルに位置する。人口25万2051(2000)。州西部のいわゆる三角ミナスの農牧地域の中心地であり、ウシと農産物の市(いち)の開催地として知られている。付近では牧牛、サトウキビ、ワタ、コーヒーなどの栽培が盛んで、畜産加工、綿紡績など関連する工業も発達している。近郊で日本とブラジルの共同事業であるセラード農業開発計画が実施された。[山本正三] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例