ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウユニ塩沢地」の意味・わかりやすい解説 ウユニ塩沢地ウユニえんたくちSalar de Uyuni ボリビア南西部にある塩原。アンデス山脈中のアルティプラノ高原南部に位置し,ポトシ県北西部からオルロ県南端部にかけて広がる。標高約 3600m。同国最大の塩原で,面積約 9000km2。低い山脈によって北のコイパサ塩沢地と分けられる。強風地帯にあって乾燥が激しいため干上がった塩湖の湖底で,乾季には固結した塩分が殻のように表面をおおい,中央部を南北に横断する道路が通じるが,雨季には塩分が湿気を含み湿地状になり,南東部にグランデデリペス川が注ぐ。北岸のサリナスデガルシメンドサ,北西岸のイカ,南岸のカルチャなどに製塩所がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by