ウラシマタナイス(読み)うらしまたないす(その他表記)Hexapleomera urashima

知恵蔵mini 「ウラシマタナイス」の解説

ウラシマタナイス

タナイス目甲殻類の一種。体長2~3ミリメートルで、はさみを持つ。北海道大学大学院理学研究院講師の角井敬知らの研究グループが、2016年5月から6月にかけて屋久島(鹿児島県)の砂浜に上陸してきたアカウミガメの甲羅上から同種を採取したことから、日本のおとぎ話の「うらしまたろう」に因み名付けた。ニュージーランド時間、17年11月22日に同種を発見したとする旨の論文が公表された。ウミガメ体表性のタナイス類の採集記録は北太平洋としては初となる。

(2017-11-30)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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