ウルバヌス1世(読み)ウルバヌスいっせい(その他表記)Urbanus I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウルバヌス1世」の意味・わかりやすい解説

ウルバヌス1世
ウルバヌスいっせい
Urbanus I

[生]?. ローマ?
[没]230. ローマ
ローマ出身とされる第17代教皇在位 222~230)。聖人カリクスツス1世(在位 217?~222)のあとを継いだ。在位中は,ローマ皇帝アレクサンデル・セウェルス(在位 222~235)の統治下で,教会には平和な時代であった。聖女セシリアの夫,ウァレリアヌスを洗礼したと伝えられる。ローマの聖カリクスツスの墓地に埋葬された。祝日5月25日

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 セウェルス

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む