ウーチョン市(読み)ウーチョン(その他表記)Wuzhong

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウーチョン市」の意味・わかりやすい解説

ウーチョン(呉忠)〔市〕
ウーチョン
Wuzhong

中国西北地方,ニンシヤ (寧夏) ホイ (回) 族自治区中部の市。インナン (銀南) 地区の行政中心地がある。ニンシヤ平原中央部,ホワン (黄) 河東岸にあり,古くから灌漑農業が行われてきた。人民共和国成立後,チン (秦) 渠,ハン (漢) 渠などの修復と新用水路の建設が進み,水稲コムギが栽培され,西北地方の穀倉となっている。行政中心地の城関鎮はホワン河の渡河点にあたり,シーアン (西安) 市やランチョウ (蘭州) 市などからインチョワン (銀川) 市に通じる幹線道路が集中する。機械,電子機器,化学,紡織製油,食品加工などの工場の立地する新興工業都市で,伝統工芸品としては絨毯が有名である。人口 25万 2017 (1990) 。

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