普及版 字通 「エイ・おはらい」の読み・字形・画数・意味
15画
[字訓] おはらい
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(えい)。の初文は(えい)。庭燎(にわび)をめぐらす意。〔説文〕一上に「緜(めんぜつ)を設けて營と爲し、以て風雨霜、水旱疫を、日星辰山川に禳(はら)ふなり」という。緜はまた緜(めんさい)ともいい、緜はしめ縄の類をめぐらすこと、は木の枝を束ねたもので、わが国の笹竹の類。柴刺しや、モンゴルのオボと似た形式のものであろう。また高貴の人の災厄を他に移すときにも用いる。
[訓義]
1. おはらい、おはらいの祭事。
2. 幽は、ほしまつり。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 門祭、イハフ 〔字鏡集〕 イハフ
[熟語]
禳▶・▶
[下接語]
幽
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報