エキバストゥーズ(その他表記)Ekibastuz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エキバストゥーズ」の意味・わかりやすい解説

エキバストゥーズ
Ekibastuz

カザフスタン北東部,パブロダール州の都市。州都パブロダールの西南西約 130km,イルトゥイシ=カラガンダ運河に沿って位置する。エキバストゥーズ炭田の採炭中心地。同炭田は埋蔵量が豊かで,古くから採炭されていたが,本格的な開発は 1953年鉄道が開通してからで,大規模な露天掘りが行われている。ほかに建設資材,食品などの工業がある。近郊に大規模な火力発電所が立地し,旧ソ連の諸国 (ロシアなど) に電力を輸出している。人口 13万 8900 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android