エスクイントラ(その他表記)Escuintla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エスクイントラ」の意味・わかりやすい解説

エスクイントラ
Escuintla

グアテマラ南部の都市。同名県の県都。首都グアテマラ市の南西約 40km,中央高地の太平洋側斜面のふもと,標高約 340mの地にある。同国の主要都市の一つで,17~18世紀にはインディゴ交易繁栄。現在豊かな農業地帯を背後に控え,サトウキビ綿花,コーヒーを中心に,シトロネラソウ (香料原料) ,ココナッツパイナップルマンゴー肉牛などを集散し,市内には綿織物食肉加工などの工場が立地,近郊には製糖工場もある。また鉱泉浴場があり,冬の保養地としても知られる。太平洋沿岸道路のほか,首都と太平洋側の主要港サンホセを結ぶ鉄道,道路が通る。人口6万 2051 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む