現代外国人名録2016 「エズラボーゲル」の解説
エズラ ボーゲル
Ezra Feivel Vogel
- 職業・肩書
- 社会学者 ハーバード大学ヘンリー・フォード2世社会科学研究講座名誉教授 元米国国家情報会議(NIC)東アジア太平洋担当上級専門官
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1930年7月11日
- 出生地
- オハイオ州デラウェア
- 専門
- 日本研究, 中国研究, アジア新興工業経済地域(NIEs)分析
- 学歴
- ウェスレイアン大学〔1950年〕卒,ハーバード大学大学院修了
- 学位
- 社会学博士(ハーバード大学)〔1958年〕
- 受賞
- 国際交流基金賞(日本)〔1996年〕,福岡アジア文化賞(大賞,第25回)〔2014年〕
- 経歴
- 1958年にハーバード大学で博士号を取得した後、初めて日本で2年間過す。その後’75〜76年、’82〜83年にも滞日。香港での調査経験も多い。この間、’60〜61年エール大学助教授、’61〜67年ハーバード大学助教授を経て、’67年〜2000年同大社会学教授。1973年同大学東アジア研究センター所長、’80年国際関係センターの日米関係に関するプログラム責任者、フェアバンク東アジア研究センター所長などを歴任。その後も毎年日本を訪れ、米国でも有数の日本通。日本に関する著書も多く、なかでも「ジャパン・アズ・ナンバーワン」(’79年)は大ベストセラーになった。’88年の米国大統領候補デュカキス陣営の東アジア政策のブレーンの一人。’93年9月〜’95年夏大学を休職して中央情報局(CIA)の関連機関の国家情報会議(NIC)東アジア・太平洋担当上級専門官を務めた。のちライシャワー日本研究所理事。中国研究者としても著名。他の著書に「日本の新中間階級―サラリーマンとその家族」「可能性の日本」、九州を取り上げた「ジャパン・アズ・ナンバーワン再考」、「中国の実験」「アジア四小龍」「現代中国の父 鄧小平」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報