エセックス岩(読み)エセックスがん(その他表記)essexite

岩石学辞典 「エセックス岩」の解説

エセックス岩

もとの岩石はシアースによって記載されたが[Sears : 1891],この岩石は接触変成作用を受けた斑糲(はんれい)岩か塩基性岩とアルカリ酸性マグマの混成岩であった[Clapp : 1921].ローゼンブッシュエセックス岩を大きな岩石分類のグループとし,半自形粒状の石英を含まない岩石と定義した[Rosenbusch : 1907].中粒~粗粒の顕晶質の岩石で,斑糲岩のアルカリ型の変種である.ラブラドライトまたは,さらにCaに富む斜長石,単斜輝石,橄欖(かんらん)石と,副成分として少量のアルカリ長石と准長石(ネフェリン,ときにアナルサイト)からなっている.ネフェリンが10%を超え,長石が10~40%のアルカリ型の斑糲岩に相当する.斜長石は30%以上で,その1/3のアルカリ長石とそれより少ないネフェリン,35~45%のマフィック鉱物(輝石,角閃石,黒雲母)で構成され,石英は含まれない.マフィック鉱物はクロットや集合状態で粗面完晶質(trachytoid)または網目状の珪長質鉱物の多いマトリクスの中に埋まっていることが多い.米国マサチューセッツ州のエセックス(Essex)地方のサレム・ネック(Salem Neck)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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