精選版 日本国語大辞典 「サレム」の意味・読み・例文・類語 サレム ( Salem ) インド南部、タミルナドウド州の中央部にある都市。チェンナイ(旧マドラス)の南西約二八〇キロメートルにある。茶・綿花などの集散地で織物工業が盛ん。セーレム。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「サレム」の意味・わかりやすい解説 サレムされむSalem インド南部、タミル・ナド州のデカン高原上にある工業都市。セーレムともいう。州都チェンナイ(マドラス)の南西約280キロメートルに位置する。人口69万3236、周辺部を含む人口74万8513(2001)。古来、南インド東海岸と西海岸を結ぶ交通の要衝として発展した。20世紀に入り皮革工業や紡績工業の立地が進み、今日では織物工業、とくに綿織物や人絹織物業の発達が著しい。州立大学、州立紡績技術研究所の所在地で内陸の文化都市でもある。[中山修一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例