エゾノコギリソウ(読み)えぞのこぎりそう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エゾノコギリソウ」の意味・わかりやすい解説

エゾノコギリソウ
えぞのこぎりそう
[学] Achillea ptarmica L. subsp. macrocephala (Rupr.) Heim.

キク科(APG分類:キク科)の多年草。茎は直立し、高さ80センチメートル。ノコギリソウに比して花は大きく、径1.1~3センチメートル、また葉は細鋸歯(さいきょし)があるのみで、深く分裂はしない。中部地方以北の本州北海道から東シベリアにかけて分布する。

[小山博滋 2022年1月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android