20世紀西洋人名事典 「エドゥワールピニョン」の解説
エドゥワール ピニョン
Edouard Pignon
1905.2.12 - 1993.5.14
フランスの画家。
パ・ド・カレー県ビュリイ生まれ。
炭坑夫の子として生まれた。キュビスム、マティス、レジェらの影響を吸収し、20世紀絵画の様式的な試みと写実精神との総合をはかった。フランス共産党党員で、日本でも第二次大戦後社会主義リアリズム論の盛んだった頃、よく言及された。主な作品に「ピンク色の帆」(1948年、パリ、国立近代美術館)等がある。’51年サンパウロ・ビエンナーレ大賞を受賞した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報