国立近代美術館(読み)コクリツキンダイビジュツカン

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「国立近代美術館」の意味・読み・例文・類語

こくりつ‐きんだいびじゅつかん‥キンダイビジュツクヮン【国立近代美術館】

  1. 〘 名詞 〙 国立の近代美術館。独立行政法人国立美術館の組織内に、昭和二七年(一九五二発足の東京国立近代美術館(千代田区北の丸公園)と、同四二年発足の京都国立近代美術館(左京区岡崎)とがある。前者は、工芸館、フィルムセンターを別にもつ。二〇世紀以降の近代美術に関する作品を収集、保管して公衆観覧に供し、その調査研究などを行なう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の国立近代美術館の言及

【京都国立近代美術館】より

…京都市岡崎公園内にある美術館。1963年国立近代美術館(現,東京国立近代美術館)京都分館として開館,67年独立して現名称となる。日本画,工芸品などの収集をすすめ,内外の近・現代美術や現代工芸の動向を探る企画展を開催するとともに,関西出身の近代美術作家の回顧展も行う。…

【東京国立近代美術館】より

…東京,北の丸公園内にある美術館。1952年京橋に国立近代美術館として開館,67年京都分館独立(京都国立近代美術館)に伴い現名称となり,69年現在の建物(谷口吉郎設計)に移る。京橋の旧建物のフィルムセンター(1970開設)と77年旧近衛師団指令部(北の丸公園)を改装して設けられた工芸館を分館とする。…

※「国立近代美術館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む