エネルギー散逸の原理(その他表記)principle of dissipation of energy

法則の辞典 「エネルギー散逸の原理」の解説

エネルギー散逸の原理【principle of dissipation of energy】

孤立系においては,全エネルギー一定に保持されるが,そのうち利用可能なエネルギーの量は時間とともに減少する.これはケルヴィン卿の唱えたもので,熱力学の第二法則*一つ表現でもある(熱力学の第二法則*参照).

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

関連語 熱力学

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android