エノケンのチャッキリ金太(読み)エノケンノチャッキリキンタ

デジタル大辞泉 の解説

えのけんのちゃっきりきんた【エノケンのチャッキリ金太】

山本嘉次郎監督による映画題名。昭和12年(1937)公開明治時代舞台に、すりの金太が密書を盗んだことから命を狙われるコメディー出演榎本健一エノケン)、二村貞一ほか。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のエノケンのチャッキリ金太の言及

【榎本健一】より

…幾多の曲折を経て,32年11月からエノケン一座となり,34年,PCL(のちに東宝)と映画出演契約を結び,人気は全国的なものとなった。代表作は,山本嘉次郎監督の《エノケンのちゃっきり金太》(1937)と,斎藤寅次郎監督の《エノケンの法界坊》(1938)で,いずれも事あるごとに逃げる小悪党というのがエノケンの役どころである。ただし両作品とも,現存するのは多くのギャグや芸の見せ場をカットされた短縮版で,とりわけ後者の〈釜いりの刑脱出〉のくだりの欠除は惜しい。…

※「エノケンのチャッキリ金太」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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