20世紀西洋人名事典 「エフレムクルツ」の解説
エフレム クルツ
Efrem Kurtz
1900.11.7 -
指揮者。
ペテルブルグ生まれ。
ペテルブルグ音楽院でグラズノフらに師事し、さらにリガ大学やシュテルン音楽院で学ぶ。1921年ニキシュの代役でイサドラ・ダンカンの舞踊発表会で指揮者デビューし、一躍名声を得る。’24年シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督を経て、’33年バレー・リュス・ド・モンテカルロを指揮し、その後、カンザス・シティ・フィルハーモニー管弦楽団やヒューストン交響楽団、リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を歴任する。広範なレパートリーとバレー音楽に定評がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報