現代外国人名録2016 「エボモラレス」の解説
エボ モラレス
Evo Morales
- 職業・肩書
- 政治家 ボリビア大統領
- 国籍
- ボリビア
- 生年月日
- 1959年10月26日
- 出身地
- オルーロ県オリノコ
- 本名
- モラレス・アイマ,フアン・エボ〈Morales Ayma,Juan Evo〉
- 経歴
- 先住民アイマラ族の出身。清潔な飲み水も電気もない村で育ち、少年時代はリャマの世話やれんが工、トランペットの演奏などで家計を助けた。兵役時代、先住民にとって伝統的作物であるコカを栽培する農家の反乱鎮圧を命じられ、貧者に対する抑圧を目の当たりにする。20代で中部低地チャパレ地方に移住。サッカー選手として人気を博す。コチャバンバ県の農協事務局長などを経て、1996年チャパレ・コカ栽培者連盟総書記に就任。生活改善を求める運動を先導。’95年左翼政党のボリビア社会主義運動党を設立し、’97年下院議員に初当選するが、農民暴動を先導したとして2002年1月に除名される。同年6月下院議員に再選。同月大統領選に立候補、コカ合法化を公約に掲げて2位に躍り出た。2005年12月大統領選で親米派候補を大差で破り当選、2006年1月就任。キューバ・カストロ議長やベネズエラ・チャベス大統領と会談し、反米闘争での協調を確認。2009年12月の大統領選で再選、2010年1月2期目就任。2015年1月3期目就任。2007年3月来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報