ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エルオロ州」の意味・わかりやすい解説 エルオロ〔州〕エルオロEl Oro エクアドル南西部の州。州都マチャラ。西はペルーと国境を接し,北西は太平洋のグアヤキル湾にのぞむ。南部から東部にかけてはアンデス山脈西斜面,西部から北部にかけては海岸低地となっている。東部の山地は同国で最も豊かな金鉱地帯で,州名のオロ (スペイン語で「金」の意) もこれに由来。ほかに銅,銀,鉛などの鉱山があるが,操業中のものは枯渇しつつある。マンガンの鉱床は大部分未開発。主要作物はカカオ,コーヒー,バナナ,サトウキビ,イネなどで,特にバナナは国立灌漑局の助成により沿岸のマチャラ周辺にプランテーションが発達。面積 5988km2。人口 41万 2572 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by