エルゴットアルカロイド(その他表記)ergot alkaloid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エルゴットアルカロイド」の意味・わかりやすい解説

エルゴットアルカロイド
ergot alkaloid

麦角に含まれているアルカロイド総称 (麦角アルカロイド) 。麦角とはバッカクキン Claviceps purpureaライムギ子房に寄生してつくった菌核の乾燥物で,すでに 16世紀の頃から生薬として知られていた。水溶性のエルゴメトリン系,不溶性のエルゴタミン系およびエルゴトキシン系など多種類のアルカロイドを含む。アルカロイドの薬理作用交感神経を麻痺させ,血管を収縮し,また子宮筋の緊張を促すため,アルカロイド製剤はおもに産科領域における陣痛剤として用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む