エルスタール(その他表記)Herstal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エルスタール」の意味・わかりやすい解説

エルスタール
Herstal

ベルギー東部,リエージュ州の工業都市。大工業都市リエージュの北東郊に位置し,リエージュ大都市圏に含まれる。ムーズ河谷の狭小な低地に採炭業,原子力,電機,機械工業などが発達。ベルギー国営兵器工場があり,小兵器のみならずオートバイジェットエンジンも生産。アントウェルペンとリエージュを結ぶアルベール運河起点フランク王国の宮宰ピピン2世の生れた町だが,またカルル大帝の出生地とも主張し,その名誉をドイツのアーヘンと争っている。人口3万 6563 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む