エンドヌクレアーゼ

化学辞典 第2版 「エンドヌクレアーゼ」の解説

エンドヌクレアーゼ
エンドヌクレアーゼ
endonuclease

核酸を分解する酵素うち,ヌクレオチド鎖の途中で切断するもの.RNAに特異的なものやDNAの1本鎖または2本鎖に特異的なものが知られている.これに対し,ヌクレオチド鎖の末端から順に切断する酵素をエキソヌクレアーゼという.[CAS 9055-11-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「エンドヌクレアーゼ」の解説

エンドヌクレアーゼ

 核酸の分子を鎖の内部加水分解する酵素.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のエンドヌクレアーゼの言及

【核酸分解酵素】より

… 核酸分解酵素は,まず基質の種類(DNAかRNAか)によって大きくデオキシリボヌクレアーゼ(DNase)とリボヌクレアーゼ(RNase)に分けられる。また,核酸の切断される位置の塩基配列に高い特異性のあるもの(制限酵素),反対にほとんどないもの,また核酸分子の末端から順々に切断を行うもの(エキソヌクレアーゼ),中間を切断するもの(エンドヌクレアーゼ),あるいはまた二本鎖の核酸を切断するもの,一本鎖を特異的に切断するものなど,その切断の様式はさまざまである。 リボヌクレアーゼの中でよく研究されているものの一つにリボヌクレアーゼT1がある。…

※「エンドヌクレアーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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