エヴェルジェティズム(その他表記)évergétisme

山川 世界史小辞典 改訂新版 「エヴェルジェティズム」の解説

エヴェルジェティズム
évergétisme

古代ギリシア,ローマ社会における富者,権力者による,都市など共同体に対する経済上の奉仕行為。大量の穀物や宗教祭典における演劇挙行・競技大会費用,戦艦とその艤装(ぎそう)資金などを無償で提供する行為。共同体における有力者に求められ,人気と尊敬源泉とされた。ギリシア語のエウエルゲシア(善行)からの造語。ローマにおいて「パンとサーカス」を提供する行為でもあった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む