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艤装 ぎそう

6件 の用語解説(艤装の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

艤装
ぎそう

(1) outfit; equipment 船体と機関だけでも船は動くが,より安全に,より快適に,人なり貨物なりを目的地に運ぶため,船体や機関に取付けられる装備。船を新造するとき,船体が完成して進水すると,次に艤装岸壁につけられ,艤装工事仕上げをする。

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百科事典マイペディアの解説

艤装【ぎそう】

船の船殻(せんこく)を除いた運航に必要な一切の設備,またそれらを船殻に取り付ける工事。航行,載貨,荷役などの設備,ならびに居住,通信,停泊,消火などの設備を含む。
→関連項目コンテナー船

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世界大百科事典 第2版の解説

ぎそう【艤装 equipment】

船としての機能を発揮するための装置や設備の総称。これらを装備するための工事(艤装工事)を指すこともある。ただし,水上に浮かびかつ貨物などの容器としての機能をもつ船体の外殻は船殻と呼び,艤装とは区別するのがふつうである。船の建造工事は船殻を造るための船殻工事と艤装のための艤装工事に分けられる。おおまかには船の進水までが船殻工事で,それ以降が艤装工事であるが,現在では船殻は数ブロックに分けてそれを接合していく方法(ブロック建造法)で造られ,艤装工事の中にも進水以前のブロック建造時から並行して行われるものも多い。

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大辞林 第三版の解説

ぎそう【艤装】

( 名 ) スル
船体が完成して進水した船に就航に必要な装備を施すこと。また、その装備。船装。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

艤装
ぎそう
equipment

船舶

船体構造の主要部である船殻が完成してから船が就航できるようになるまでの、各種機器、設備、配管、内装などに関する工事の総称である。代表的なものとして、操船関係では操舵(そうだ)装置、係船装置、航海計器、通信装置があり、推進関係では主機関、諸補機関、軸系、プロペラがある。また、貨物に関する荷役装置、貨物倉設備、旅客・乗組員に関する居住設備、交通装置(階段・梯子(はしご)、通路、乗船装置)、安全に関する救命設備、消防・消火設備もある。全体に関するものとして、諸配管装置、通風装置、空気調和装置、諸制御系・電気配線などがある。これらのうち重要な機能、制御・電気系統は、陸上試運転、船内試験および海上試運転によって試験される。[森田知治]

航空機

船舶と同じように、外殻ができあがった機体に、航空機としての機能や用途を果たすため諸装備・装置を取り付け、調整する作業をいう。すなわち、外殻の組立てと並行して、エンジン、操縦装置、着陸装置、油圧、電気、高圧空気、空調、防除氷、通信・航法装置、および関連する計器類やコンピュータの取付けと調整を行う。旅客機では、さらに客室関係の装備つまり、座席、調理台、コートルーム、手洗所、乗客娯楽装置、非常用装備など、また、軍用機では武装関係の取付け、調整などの作業がある。
 なお、船舶では、艤装の段階から乗務が決められた船で乗組員が工程の立合いや検査を兼ねて訓練を行うのに対し、航空機では、特別なものを除き、装備が複雑、広範囲な割に乗組員が少ないことや機数が多く、仕様が統一されていることから、乗組員は機体の作業とは別に航空機メーカーやユーザーの訓練所で訓練を行い、工程の立合い、検査は専門の検査員が行っている。[落合一夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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