20世紀西洋人名事典 「エーリヒホーネッカー」の解説
エーリヒ ホーネッカー
Erich Honecker
1912.8.25 - 1994.5.29
ドイツの政治家。
社会主義統一党書記長,国家元首。
ザール生まれ。
小学校卒業後、屋根葺き職人の徒弟となる。1926年青年共産主義同盟に参加。’29年共産党入党。’30〜31年モスクワに留学。’35〜45年ナチス政権下、反ファシズム運動に入り入獄。’46〜55年自由ドイツ青年同盟議長。’58年以来政治局員。’71年から党第一書記(’76年書記長と改称)、76年から国家元首兼任。’87年懸案のドイツ連邦共和国訪問を実現し、両独関係の進展に新局面を開く。89年国内で現指導者への不満が噴出、デモが急速に拡大する中で党書記長、国家元首を辞任。同年党除名。妻は政治家のマルゴット。’81年来日。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報