旺文社世界史事典 三訂版 「オアシスの道」の解説
オアシスの道
オアシスのみち
oasis-route
中国からトルキスタン・イラン高原・メソポタミアを通る,東西の文明圏を最短距離で結ぶ道。この交易路の利益をねらう遊牧民の介入も多くみられるが,8世紀以降イスラーム勢力が進出し,その支配下にはいった。イスラーム勢力の拡大に伴い,アフリカも含めた,三大陸にまたがる交易路が成立した。
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