おいの(読み)オイノ

デジタル大辞泉 「おいの」の意味・読み・例文・類語

おい‐の

[感]応答するときの語。多く女性が用いる。はい。おいのう。
「『いやあお千世か』『―』」〈浄・宵庚申

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「おいの」の意味・読み・例文・類語

おい‐の

  1. 〘 感動詞 〙 呼び掛けに対して、答えとして発することば。主として女性が用いる。おいのう。
    1. [初出の実例]「『梅花のかほりはおきさか』『おいの、二郎さまか』」(出典:浄瑠璃・今宮心中(1711頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android