オオライチョウ(読み)おおらいちょう(その他表記)capercaillie

翻訳|capercaillie

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オオライチョウ」の意味・わかりやすい解説

オオライチョウ
おおらいちょう
capercaillie

広義には鳥綱キジ目キジ科ライチョウ亜科に属する2種の大形ライチョウの総称で、狭義にはそのうちの1種Tetrao parvirostrisをさす。雄は全長90センチメートルもあり、全体暗緑色をしている。雌は全長60センチメートル、全体が褐色のまだら模様で胸に赤い帯がある。ユーラシア大陸北部の針葉樹林に生息している。

[樋口広芳]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オオライチョウ」の意味・わかりやすい解説

オオライチョウ

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世界大百科事典(旧版)内のオオライチョウの言及

【ライチョウ(雷鳥)】より

… ライチョウ科Tetraonidaeには16種が含まれ,キジ科に近縁の科とされ,学者によっては,キジ科の1亜科として分類することがある。北半球の中・北部に分布し,森林(エゾライチョウ,オオライチョウなど)に生息する種,高山に極限されて(ライチョウ)生息する種,あるいは高原地帯(カラフトライチョウ)に生息する種などがある。ニワトリのチャボ大の小型のものからシチメンチョウの雌くらいの大型のものがあり,雄は雌よりも大きい。…

※「オオライチョウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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