現代外国人名録2016 「オクサナチュソヴィチナ」の解説
オクサナ チュソヴィチナ
Oksana Chusovitina
- 職業・肩書
- 体操選手 バルセロナ五輪体操女子団体総合金メダリスト
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1975年6月19日
- 出身地
- ソ連ウズベク共和国(ウズベキスタン)
- 経歴
- 中央アジアのウズベキスタン出身。1992年バルセロナ五輪に旧ソ連合同チームの一員として出場し、女子体操団体総合金メダル。’96年アトランタ五輪出場。’98年バンコク・アジア大会でアキレス腱に大怪我を負うが、手術に成功して現役に復帰。2000年シドニー五輪に出場。出産を経て、2002年釜山アジア大会では種目別のゆかと跳馬でウズベキスタン体操界に初の金メダルをもたらし、平均台と個人総合で銀メダル、団体総合で銅メダルを獲得。同年世界種目別選手権では女子でただ一人3種目で決勝に進出し、跳馬で銅メダルを獲得。2003年世界種目別選手権跳馬で金メダル。2004年アテネ五輪に出場。この間、2002年に息子のアリーシャが白血病に侵され、ドイツ・ケルンの病院で治療を受ける。2006年ドイツ国籍を取得。2008年北京五輪はドイツ代表として出場し跳馬で銀メダルを獲得。2011年世界選手権でも跳馬で銀メダル。2012年6大会連続となるロンドン五輪に出場し跳馬で5位に入賞。2013年全日本社会人選手権に選手兼コーチとして誘いを受けた朝日生命体操クラブの一員として初出場。153センチ、43キロ。“体操界のグランマ(おばあちゃん)”と呼ばれる大ベテラン。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報