オットー・ハインリッヒワールブルク(その他表記)Otto Heinrich Warburg

20世紀西洋人名事典 の解説

オットー・ハインリッヒ ワールブルク
Otto Heinrich Warburg


1883.10.8 - 1970.8.1
ドイツの生化学者。
元・ベルリン大学教授,元・カイザー・ヴィルヘルム細胞生理学研究所所長。
フライブルク・イム・ブライスガウ生まれ。
ベルリン大学で化学をフィッシャーに学び、1906年理学博士の学位を取得し、さらにハイデルベルク大学クレールに師事し、’11年医学博士となる。’14年カイザー・ヴィルヘルム研究所所員を経て、’18年ベルリン大学教授とカイザー・ヴィルヘルム研究所教授を兼任し、’31年カイザー・ヴィルヘルム研究所長となる。ワールブルク検圧計を考案し、細胞呼吸光合成において多くの重要な発見をする。又、細胞の生化学的研究に物理化学的方法を導入した先駆者である。’31年ノーベル生理・医学賞を受賞する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む