おの様(読み)おのさま

精選版 日本国語大辞典 「おの様」の意味・読み・例文・類語

おの‐さま【おの様】

  1. 〘 代名詞詞 〙 ( 「さま」は接尾語 ) 近世語対称。女性から男性に対して用いる。敬意はかなり高い。おのさん。
    1. [初出の実例]「是をわらはに持(もち)ゆきて、おのさまへとどけよと仰付られ侍ふ」(出典浄瑠璃大原御幸(1681‐84頃)二)

おの様の補助注記

「おのさま」の語源については「己(おの)様」とする説があるが、女性語であることと敬意の点から、「おぬしさま」の変化した「おのしさま」の略と考えられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 もち 実例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む