オバレン

デジタル大辞泉 「オバレン」の意味・読み・例文・類語

オバレン(ovalene)

8個のベンゼン環環状縮合した芳香族炭化水素。化学式C32H14 オバレン環

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「オバレン」の解説

オバレン
オバレン
ovalene

C32H14(398.46).ジベンゾ[bc,ef ]コロネン無水マレイン酸と反応させ,真空中,ソーダライムとともに400 ℃ に加熱脱カルボニルすると得られる.橙色の針状晶.融点473 ℃.λmax 349,382,403.5,428,456 nm(log ε 5.2,3.7,4.1,4.4,4.7).半導体として用いられる.[CAS 190-26-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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