オパーリン仮説(その他表記)Oparin's hypothesis

法則の辞典 「オパーリン仮説」の解説

オパーリン仮説【Oparin's hypothesis】

原始地球においては,まず無機物からメタンなどの簡単な有機化合物が生成し,しだいにタンパク質など複雑な有機物となる.原始海洋中に溶けていたタンパク質はコアセルヴェートを形成し,やがて外界と独立して,周囲から物質を取り込んで反応したり,物質代謝を行うようになり,生命としての機能をもつようになったという仮説.1923年にはじめて発表された.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android