オパーリン仮説(その他表記)Oparin's hypothesis

法則の辞典 「オパーリン仮説」の解説

オパーリン仮説【Oparin's hypothesis】

原始地球においては,まず無機物からメタンなどの簡単な有機化合物が生成し,しだいにタンパク質など複雑な有機物となる.原始海洋中に溶けていたタンパク質はコアセルヴェートを形成し,やがて外界と独立して,周囲から物質を取り込んで反応したり,物質代謝を行うようになり,生命としての機能をもつようになったという仮説.1923年にはじめて発表された.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android