ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 オプス・アレクサンドリヌムopus alexandrinum ラテン語 opusは作品を意味し,ローマ時代,初期キリスト教時代およびビザンチン時代の石造技術やモザイク技法などに用いられる語。白,黒,赤,緑などわずかな色を使い,床面を装飾する技法。石片はほかのモザイク技法によるものよりも大きい。図様は多く幾何学的なものであり,イタリアの中世およびルネサンス建築に例をみることができる。アレクサンドリアの地名に由来する,ヘレニズム時代以来の古い技法と考えられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by