オプス・アレクサンドリヌム(その他表記)opus alexandrinum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

オプス・アレクサンドリヌム
opus alexandrinum

ラテン語 opusは作品を意味し,ローマ時代,初期キリスト教時代およびビザンチン時代の石造技術やモザイク技法などに用いられる語。白,黒,赤,緑などわずかな色を使い,床面を装飾する技法。石片ほかのモザイク技法によるものよりも大きい。図様は多く幾何学的なものであり,イタリア中世およびルネサンス建築に例をみることができる。アレクサンドリア地名に由来する,ヘレニズム時代以来の古い技法と考えられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む