オリブ山(読み)おりぶやま(その他表記)Mount of Olives

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オリブ山」の意味・わかりやすい解説

オリブ山
おりぶやま
Mount of Olives

エルサレムの東側にギデロンの谷を隔てて、エルサレム旧市街の城壁対峙(たいじ)する山で、中央・南パレスチナを南北に走る山脈の一部である。標高800メートル前後。山脈は三つの頂をもち、東側はエリコヨルダン渓谷に向かって急傾斜し、西側はケデロンの谷への斜面をなす。山脈の北頂はスコパス山とよばれて標高814メートル。現在そこにはヘブライ大学が建っている。『新約聖書』の「使徒行伝」によれば、当時の山は全体がオリーブに覆われていたが、現在は西麓(せいろく)のイエス受難の地とされるゲツセマネの園を除いてオリーブはほとんどみられない。「イエスの昇天教会」をはじめ、イエス・キリストの地上生活における最後の関係地とされ、多くの聖跡がある。

[秋輝雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む