オルドゥ(その他表記)Ordu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オルドゥ」の意味・わかりやすい解説

オルドゥ
Ordu

トルコ北部,黒海に面した港町。同名県の県都。町は前5世紀にシノプから来たギリシア植民者によってつくられた (古名コチュオラ Kotyōra) 。コチュオラは前4世紀,ペルシア内戦に参加したクセノフォンがギリシア人傭兵1万人を率いて撤退した,いわゆる「1万人の退却」の港として名高い。降雨量が多く,湿度も高いこの地方は樹林に恵まれ,ヘーゼルナッツの加工および輸出の中心である。海岸近くに銅と鉛の小鉱床がある。人口 10万 2107 (1990) 。

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