樹林（読み）じゅりん

精選版 日本国語大辞典

じゅ‐りん【樹林】

〘名〙 多くの樹の生えた森や林。木本植物が密に生え、大きな面積を占めている植物群落。高木からなるものを森林、低木からなるものを低木林という。〔日葡辞書（1603‐04）〕

※花柳春話（1878‐79）〈織田純一郎訳〉附録七「傍から樹林の中に入り」 〔欧陽脩‐酔翁亭記〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

じゅ‐りん【樹林】

植物群系の一。木本植物が密に生えている群落。高木林・低木林に分けられる。高木層・低木層・草本層・コケ層など、多層構造をなす。熱帯降雨林・照葉樹林・針葉樹林など。
[類語]樹海・林・木立・森・森林・密林・ジャングル・山林・雑木林・林野・保安林・防風林・防雪林・砂防林・防砂林・原生林・原始林・熱帯雨林・熱帯降雨林・熱帯林・温帯林・寒帯林・紅樹林・マングローブ・広葉樹林・針葉樹林・落葉樹林・照葉樹林・松林・杉林・梅林・竹林

出典　小学館

普及版 字通

【樹林】じゆりん

木立ち。宋・欧陽脩〔酔翁亭記〕樹林陰翳、鳴聲上下するは、人去りて禽鳥樂しむなり。

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出典　平凡社「普及版 字通」