オルビニ(その他表記)Orbigny, Alcide Dessalines d'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オルビニ」の意味・わかりやすい解説

オルビニ
Orbigny, Alcide Dessalines d'

[生]1802.9.6. クーエロン
[没]1857.6.30. サンドニ付近ピエールシット
フランスの古生物学者。 1826~34年にかけて南アメリカで民族学,博物学,地質学の調査を行い,その成果をもとに層位学に基礎をおいた古生物学を創始した。それぞれの地層は水中の浮遊物が沈殿して形成されたもので,時代の古いものから順次積重なって地層をつくり上げ,各層にはそれを特徴づける化石を含むと考えた。彼は G.キュビエの天変地異説を支持し,各地層にみられる生物はそのときどきに新しく創造されたものであると信じていた。このほか,堆積岩に含まれる微細な海洋生物,花粉,胞子の化石を研究。また,ジュラ紀の化石に基づいてヨーロッパ北西部の地層形成過程を研究した。 53年パリの自然史博物館古生物学教授。主著に『フランスの古生物学』 Paléontologie française (全 14巻,1840~54) がある。

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