日本大百科全書(ニッポニカ) 「オルリー空港」の意味・わかりやすい解説
オルリー空港
おるりーくうこう
Aéroport de Paris-Orly
フランス、パリ郊外、都心部より南南東約14キロメートル、オルリーにある国際空港。第一次世界大戦時の軍用飛行場に始まり、1946年、パリの国際空港として拡張整備されて開港した。長さ3650メートル、3320メートル、2400メートルの3本の滑走路がある。1974年のシャルル・ドゴール空港開港後は、大陸間路線の大部分とヨーロッパ大陸内路線の一部をこれに移し、現在は主として大陸内と中近東、アフリカ、カリブ海路線の発着空港として用いられている。年間発着回数は23万0500回、年間利用客数2720万人(2012)。
[青木栄一・青木 亮]
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