ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オーストフランデレン州」の意味・わかりやすい解説 オーストフランデレン〔州〕オーストフランデレンOost-Vlaanderen フランス語ではフランドルオリアンタル Flandre Orientale (東フランドル) 。ベルギー北西部,フランドル平野の東半を占める州。州都ヘント。オランダ語地方に属する。西ヨーロッパでも最も古くから開発された地域の一つで,かつてはフランドル伯領の一部。中世の毛織物工業や交易の中心地であった。ヘント,アールスト,アウデナールデなどには織物のほか,金属加工,肥料,皮革,ガラス器などの工業が発達。農業はスヘルデ川の沖積地や南部の肥沃な地帯で行われ,カリフラワー,トマト,テンサイ,アマ,ホップ栽培などの混合農業のほか,輸出用の観葉植物,花卉などの園芸も盛んで,労働集約的小規模経営が多い。ウシ,ブタの飼育も広く行われる。面積 2982km2。人口 133万 5793 (1991) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by