デジタル大辞泉 「オーバーアマーガウ」の意味・読み・例文・類語 オーバーアマーガウ(Oberammergau) ドイツ南部、バイエルン州の村。1633年のペスト流行の際、同村では奇跡的に被害が少なかったことを神に感謝し、以来、10年ごとにキリスト受難劇が演じられている。オーバーアマガウ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「オーバーアマーガウ」の意味・わかりやすい解説 オーバーアマーガウおーばーあまーがうOberammergau ドイツ南部、バイエルン州にある村。人口5300(1993)。アルプスから流れ出すアマー川の沖積地に立地し、かつて中世には、イタリアと北ドイツを結ぶ交易路にあたり、荷の積替え地として繁栄した。現在、夏は避暑、冬はウィンタースポーツでにぎわう観光地。木彫細工が盛んで、国立木彫専門学校がある。1633年のペストの流行から免れたのを感謝して、翌34年以来、10年ごとに村をあげてキリスト受難劇が演じられることで有名。美しいフレスコ壁画をもつ民家が多いことでも知られる。[石井英也] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例