お事汁(読み)おことじる

日本大百科全書(ニッポニカ) 「お事汁」の意味・わかりやすい解説

お事汁
おことじる

茨城県、とくに水戸市付近の地方に多くみられる郷土料理。12月8日のお事納めと2月8日のお事始めを祝うため、この両日だけにつくって食べる。まずアズキを皮を破かないようにゆでる。ニンジンゴボウサトイモは下ごしらえをして適宜の大きさに切り、鍋(なべ)に入れ、水を加えて火にかけ、柔らかくなり始めたらアズキを入れ、よく煮えたところでみそを加え、しばらく煮て蜜(みつ)を加え、さらに煮て調味料で味をととのえ、鍋を火から下ろしてすぐ用いる。

多田鉄之助

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む