かあっと

精選版 日本国語大辞典 「かあっと」の意味・読み・例文・類語

かあっ‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. 口などを急に大きく開くさま。
    1. [初出の実例]「かアット痰を彼の若侍の面上(かほ)に唾き付けましたゆゑ」(出典怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉一)
  3. 急に怒ったり、のぼせたりするさま。
    1. [初出の実例]「章三郎はかあっとなって、遮二無二機械を廻さうと焦り出したが」(出典:異端者の悲しみ(1917)〈谷崎潤一郎〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む