異端者(読み)イタンシャ

デジタル大辞泉 「異端者」の意味・読み・例文・類語

いたん‐しゃ【異端者】

正統から外れた思想あるいは信仰をもつ者。
社会的な伝統権威などに反発している者。「画壇異端者
[類語]余所者よそもの仲間外れ除け者異分子一匹狼アウトサイダー一人独り立ち独立独立独歩自活自立一本立ち独り歩き自力独力独歩専行独行孤軍奮闘

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精選版 日本国語大辞典 「異端者」の意味・読み・例文・類語

いたん‐しゃ【異端者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 異端宗教、思想、学説などを信じ、主張する人。→異端
    1. [初出の実例]「有異端者出、不旧套、創倡新説」(出典童子問(1707)下)
  3. 伝統・権威・世俗的な常識などから外れて孤立している人。アウトサイダー。
    1. [初出の実例]「甚く割の悪い方へ廻された。それが紡績の異端者となった動機だ」(出典:女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉五)

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