カク・つつしむ

普及版 字通 「カク・つつしむ」の読み・字形・画数・意味


15画

(異体字)
13画

[字音] カク
[字訓] つつしむ

[字形] 会意
匚(ほう)+(かく)。豸(ち)は牲獣、舟は盤。匚は物を包む形。犠牲を捧げて祈る意で、恪謹の義がある。文献にみえず、金文の〔毛公鼎〕に「夙夕を(つつし)む」、〔番生〕に「大命を(しやうかく)す」とあり、恪の意。〔書、盤庚上〕「天命を恪す」とあるのと語義が近い。のち貉・恪の字を用いる。はその初文とみるべき字である。

[訓義]
1. つつしむ。

[下接語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報