現代外国人名録2016 「カタリーナワーグナー」の解説
カタリーナ ワーグナー
Katharina Wagner
- 職業・肩書
- オペラ演出家 バイロイト音楽祭総監督
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1978年5月
- 経歴
- ドイツを代表する作曲家リヒャルト・ワーグナーの曽孫で、父はバイロイト音楽祭総監督を58年間にわたって務めたウォルフガンク・ワーグナー。豊富なオペラ演出経験を持つハリー・クプファーの下で研鑽を積む。2007年バイロイト音楽祭で曽祖父の手になる「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を演出、伝統的な手法を用いず斬新で挑発的な演出をほどこし、賛否両論を巻き起こした。2008年4月バイロイト音楽祭の総監督の一人に指名され、8月就任。同時にカタリーナ演出の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」が上演された。音楽祭運営の改革にも取り組む。2015年のバイロイト音楽祭では、新制作「トリスタンとイゾルテ」を演出、話題を呼ぶ。同年秋には異母姉のエファ・パスキエが引退したため、2016年以降は一人で音楽祭を取りしきる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報