カテキスタ(その他表記)catechista

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カテキスタ」の意味・わかりやすい解説

カテキスタ
catechista

カテキズムと同根のキリスト教用語で,古代教会では洗礼志願者に対しキリスト教教理の指導と信仰生活の準備を与える教師たちをさした。現代でも,子供の宗教教育にたずさわるほか,特に宣教地において宣教師司祭を助け,キリスト教教理を教える職務があり,カテキスタと呼ばれる。宣教地のカテキスタは一般に現地人のなかから起用されるので,外来の宣教師にとって不可欠な助力者である。日本では邦人司祭の増加とともにその必要性は減じているが,なお宣教において重要とされ,専門の養成機関が存在する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む