外来(読み)ガイライ

精選版 日本国語大辞典 「外来」の意味・読み・例文・類語

がい‐らいグヮイ‥【外来】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 外部から来ること。
    1. [初出の実例]「諸病(しゅびゃう)風よりこそおこりまらする。されども中風は外来(グイライ)の風にもあらずと申せば」(出典:波形本狂言・神鳴(室町末‐近世初))
    2. [その他の文献]〔易経‐无妄〕
  3. 外国や他の土地などから来ること。
    1. [初出の実例]「外来の先生、加之(しかも)打見た所芝居の女形にもなりそうな優男(やさをとこ)」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三)
  4. 患者が病院に外部から通うこと。また、その患者。病院で、そういう患者を受け付ける部門をもいう。
    1. [初出の実例]「東京慈恵病院〈略〉外来診察場」(出典:風俗画報‐二四一号(1901)愛宕町)
    2. 「廊下も控所も外来(グヮイライ)の患者で一杯に埋ってゐる事があった」(出典:行人(1912‐13)〈夏目漱石友達)

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普及版 字通 「外来」の読み・字形・画数・意味

【外来】がいらい

外から来る。

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