百科事典マイペディア の解説 カドタメクラチビゴミムシ 鞘翅(しょうし)目オサムシ科の1種。洞窟性のチビゴミムシで日本固有種。体長5mm内外で,複眼が退化している。高知県の大内洞で発見され,1957年に新種として記載されたが,1970年代に生息地の洞窟が石灰岩の採掘によって山ごと失われた。近隣の洞窟にはごく近縁の別種が生息するので,絶滅したものと考えられている。絶滅(環境省第4次レッドリスト)。→関連項目メクラチビゴミムシ 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by