カナサイト

最新 地学事典 「カナサイト」の解説

カナサイト

canasite

化学組成K3Na3Ca5Si12O30(OH, F)4の鉱物。単斜晶系,空間群C2/m,格子定数a1.890nm, b0.725, c1.262, β112°,単位格子中2分子含む。透明~半透明,緑黄色粒状の鉱物で,ガラス光沢あり。条痕白色。118°で交わる完全な劈開あり。もろくて長錐状や楔状の小片に割れ,すりつぶすとフェルト様の塊になる。比重2.71。顕微鏡下では無色透明,二軸性負,光軸面(010),Y=b, 2V(-)58°,屈折率(Na)α1.534, β1.538, γ1.543。しばしば集片双晶をなす。ペグマタイト中にフェナク石と共生する。化学組成から命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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